体育の日の3連休は友人Aちゃんと京都旅行へ。
今回のテーマは「町屋探訪&リッチなお宿に泊まる」
京都に行ったのに神社仏閣はほとんど見ませんでした。(笑
10/8の11時に京都駅でAちゃんと待ち合わせし、そのまま京阪四条駅へ。
電車を降りるとものすごい土砂降りで、ビストロスポンタネ につくまでにずぶぬれになってしまいました。(笑
ビストロスポンタネ は、京都の方に人気のあるお店、というネット上で評判のお店です。
この日も、いかにも京都マダムっぽい奥様グループや、「今日大丈夫?」とききながら入ってきた常連さんぽい家族づれなど、私たち以外は地元の方ばかりのようでした
夜のリッチなお食事に備え、お昼は1300円のランチを注文しました。(w
新鮮な野菜が多く使われていて、薄味なので、健康的におなかいっぱいという感じです。
スモークサーモンのサラダ
カボチャのスープ
魚料理(→確か金目鯛のソテーだったと思う)
パン
デザート(→イチジクのシャーベット、ミントゼリー、マンゴープリンだったかな?)
コーヒー
お昼の後は、香道体験のためタクシーにのって薫玉堂 へ。
(最初バスを利用するつもりだったのですが、時間が合わず…)
ここの香道体験は、前半講義、後半は聞香遊びという2部構成になっています。
講義では、お香(香道)の歴史、種類、香道の基本的なルールなどについての説明を受けます。
講義の中で私が一番興味深かったのは、蘭奢待(らんじゃたい)の話です。
蘭奢待(らんじゃたい)は、日本に現存する最古かつ最大の沈香木です。東大寺正倉院の宝物のひとつで、このお香を焚いて香りをかいだことがあるのは、織田信長、明治天皇、足利義政の3名しかいないのだとか。
どんな香りなんだろー…。多分、今後焚かれることはないんだろうけど…
ちなみに、蘭奢待ってのは、雅名(香木につけられた名前)なんだけど、この漢字の中に「東大寺」という文字が隠されているのです。なかなかイキですな。
で、講義の後は、1Fの座敷に移動して香道体験です。
香道には色々な遊び方があるのですが、この日は、3種類のお香×3片=9片 のうちから3片を抜き取って焚いて順に香りをかぎ、1~3番目のお香の種類かを当てる遊び(三種香)というのをしました。
結果は三本の縦棒を横線でつないで表現します。たとえば、すべて違う種類のお香だった場合は|||と表し、2番目と3番目が同じ場合は、| ̄||と表します。
回答を書く和紙に名前を書く(もちろん筆です)などの準備の後、係の女性が香炉でお香たき、参加者に香炉を回します。
香炉を手でもった最初の感想は、「思ったよりも熱い」。
火のついた炭が入っているわけですから、当然な訳ですが。
香炉の向きをかえてから、香炉に手でかるくふたをし、すきまからにおいをかぎます。
ふむ…いい香り★
参加者全員が1番目の香炉を確認したのち、2番目の香炉が回されます。
うーん…。わからん…
参加者全員が2番目の香炉を確認したのち、3番目の香炉が回されます。
うーん…。わからん…
そんな劇的ににおいが違うってわけじゃないんですよ、当然ですが。
ちなみに、この日の正解者は3人(参加者12人中)でした。
天気が曇りがちのほうが、正解率が高いのだとか。(この日は曇り時々雨)
残りの時間は和菓子(この日はくりかのこ)を頂きながら、香道の先生や他の参加者と談笑。
40半ばの上品な男性の先生は、お話もうまく、香道に関するいろいろな話を楽しく聞くことができました。
ちなみに、先生の話からすると、日本の伝統文化の大半がそうであるように、香道もお金と時間が非常にかかる優雅なもののようです。
興味はあるんだけどねえ・・・・。
今の私にできるのは、せいぜいおうちで香炉をたいて香りを楽しむくらいでしょうか。
香道体験が終わるともう4時過ぎ。
ぼちぼち、宿に向かうことにしました。
その(2)につづく。