1日目のお宿は、要庵西富家 です。
宿につくと、玄関脇のお部屋に通されました。
この部屋は、ライブラリーらしく壁一面に本棚が作りつけてあります。さりげなく置いてある家具や小物もセンスが良くて、1日ぼーっと本を読みながらすごすのも良さそうな感じです。
ここで、麩まんじゅう(砕いた氷を敷いた器に盛られて出てきます。)と冷たいお茶を頂きながら、宿帳を書き、一息いれたあといよいよお部屋に案内されます。
お部屋は、8畳のメインの部屋に3畳の書斎とバス・トイレがくっついています。
3畳の部屋には、窓際に平机、その反対側に冷蔵庫があります。机の上にはCDプレーヤー、本、CD、文箱があり、ゆったりくつろげそうな感じ…
部屋を一通りチェック(笑)したあとは、女将さんのすすめにしたがってお風呂に入りに行きます。
(この日は、すごく蒸し暑くて肌がベタベタしててお風呂入りたいっ!って感じでした。)
地下にあるお風呂は…規模的にはまぁ普通です(お湯には一応炭が入れてありますが)。
でも、心遣いがすごい。
さりげなく浴室にリンドウがいけてあったり、タオルとバスタオルが洗濯使いたい放題だったり、備え付けのコスメはクリスチャンディオールだったり、缶ビールとウーロン茶が陶器の傘立ての中に冷やしておいてあったり・・・。
いい気分でお風呂をでて、いよいよ夕食です。
写真はあとであっぷするとして、とりあえずメニューを・・・
(1)柿ときのこの白合え
(2)かぶのあんかけ汁(汁にはカニ身と菊花入り)
(3)お造り(鯛、マグロ、あまえび)
(4)八寸(いくらの醤油和え、鮭の手まり寿司、鯛?のこぶ締め、にこごり、焼き松茸、焼き海老、栗の甘煮、魚のすり身に抹茶そうめんをつけて揚げて栗のイガに見立てたもの)
(5)銀杏の飯蒸し
(6)子持ち鮎の煮物
(6)炊き合わせ(生麩、えびいも、鴨肉団子、春菊、菊花、ゆば)
(7)吹き寄せご飯(くり、にんじん、シメジ、みつば)
(8)サトイモの味噌汁(白味噌じたて)
(9)漬物
(10)柿のワイン煮つぶあんとクコの実ぞえ
どれも上品なお味で、盛り付けも美しい!
特に炊き合わせとデザートが絶品でした。
オナカいっぱいといいながら完全制覇です。(いつものことですが)
料理を盛ってある器も特注で焼いてもらっているそうで、一癖あるデザインの器たちを鑑賞できたのも楽しかったです。(^^)
食事をした後は、音楽をききつつのんびりおしゃべり。
でも、朝早くから歩き回ったせいか、疲れてしまい11時半くらいには寝てしまいました。
(3)に続く。